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適応型エンコード品質

  1. 適応型エンコード品質とは

    録画時に映像バッファの使用状況に応じて、自動的にエンコード品質を調整する仕組みです。

    エンコード品質を低下させると処理速度が向上するため、映像バッファのオーバーフローによる録画停止の発生確率が低くなります。

  2. エンコード品質の調整方法

    通常は、ある DCT ブロックの量子化後の係数の絶対値がひとつでも 255 を超える場合に、一時的に量子化テーブルの全 AC 係数を 2 倍にします。

    この 255 をより小さい値に変更することで、エンコード品質を調整しています。

    録画中は下表のルールに従い、映像フレーム単位でエンコード品質を決定します。

    映像バッファの使用率 エンコード品質
    25% 未満 255
    25% 以上 75% 未満 255 から 0 までリニアに変化
    75% 以上 0
  3. 録画ファイルのエンコード品質を確認する方法

    各フレームのエンコード品質を確認するには、バイナリエディタで *.dvi を開くのが簡単です。